ご紹介したフォトウェディング以外にも、ハワイではとても魅力にあふれたウェディングスタイルが数多くあります。
それぞれの個性に合わせたプランを実現出来るのも、ハワイで行うウェディングならではの特徴です。是非、お二人だけの素敵なウェディングスタイルをこの機会に見つけてみて下さい。

リーガルウェディング

Legalは「法的な、合法の」という意味を持ちます。そうしたことからもリーガルウェディングとは、その国の民法に基づいて行う海外挙式のスタイルのことを指します。この場合法的な挙式となりますので現地の役場にも婚姻した事実が残り、結婚証明書の和訳には「○○国方式により婚姻」と記載がされますので、日本の役場に届けることで両国に同じ日付で婚姻の記録が残ることになります。
そのためハワイでリーガルウェディングを行いますと、自然ハワイに婚姻の記録が残るということを念頭に置いて下さい。問題はハワイの法律に沿った手続きが必要となるため、あまり法的な問題に詳しくない方は、ウェディングサロンなどにお任せした方が無難です。

ハワイアンスタイル

一般的にハワイアンスタイルのウェディングというと、ゲストがアロハウェアを着たカジュアルな雰囲気の中で行われるものを意味します。
日本ではあまりにもフランクで考えられないほどカジュアルな印象に感じますが、ハワイではアロハウェアはきちんとした正装なのです。初めは戸惑うことも多いかもしれませんが、アロハ柄で統一されていて華やかさがあると人気のようです。ましてアロハは何よりもハワイそのものをイメージさせ、この国で式を挙げているという実感と感慨を与えてくれるはずです。
古代より続く伝統的なスタイルでは、カフ（儀式を司る人）が挙式を執り行い、独特な様式で厳かなマナ（自然エネルギーで万物に宿る力）に満ちあふれています。
その中で「ハワイに祝福されて、ハワイで幸せになる」と無垢な気持ちのままで向き合い、永遠の愛を誓うのです。花婿はマイレレイと呼ばれるフラの女神のエネルギーを表すレイを首からかけ、花嫁は清らかな花冠とされるハクをかぶり、指輪の代わりに生花のレイを交換して永遠に続く愛を誓います。
ハワイでしか味わえない独特の方法で、厳粛な雰囲気の中で執り行う神聖なウェディングです。

ビーチウェディング

ハワイの綺麗なビーチで行われるウェディング。どこまでも青い海と遠く澄み渡った空という最高のロケーションに、ヤシの木のさざめきと静かな波の音が伴奏になるウクレレのBGM。ハワイのロコスタイルで行われるビーチウェディングは、大地の神々の祝福を受けて取り仕切られます。
青い海を一望出来るクラシカルなチャペルや広大な白き砂浜のヘブンスビーチ、まるで白亜の宮殿で過ごしているかのような夢心地の、特別な一日を送ることが出来るホテルのガーデンウェディングなど、様々なプランがあります。これらはフォトウェディングと並ぶ人気のあるウェディングプランです。

チャペルウェディング

挙式もすべてハワイで行いたいと願うカップルに人気を得ているのが、現地のチャペルウェディングです。
代表的なものは、セントラルユニオン教会、カワイアハオ教会、キャルバリー・バイ・ザ・シーです。どのチャペルも有名人が挙式していることもあり、世界各国から訪れて式を挙げたいと要望が集まる、実に人気がある場所です。
中でもカワイアハオ教会はハワイでもっとも伝統のあるチャペルで、かつて王位継承の式典にも使われていた由緒正しい場所でもあります。そのためここで挙式を執り行ったカップルの愛は、ハワイの歴代の王に永遠に守られると言われています。
そのほかにも森の中に佇むように存在する小さな教会など、プライベート感が強い個性的なチャペルも、二人だけで挙式をする方にはとても人気で、それに応えてくれるような趣のあるチャペルがハワイにはまだまだ数多くあります。

ガーデンウェディング（ホテル・レストラン・邸宅）

ホテルやレストラン、著名な歴史的邸宅などの庭で行われる、ロマンチックなガーデンウェディングも人気です。
どこも海を一望出来る位置にあり、とても開放感あふれる広々とした庭という最高のロケーションが愛され、大切な家族や友人達、ハワイの大地の神々に祝福される結婚式でもあります。
その抜群のロケーションもさることながら、レセプションパーティーのプランを自由に選べますし、現地までの移動時間がさほどかからないことや特定の宗教色が感じられないといった点も魅力です。お招きするゲストに気を遣わせず自由に寛いでいただくことが出来るといった点もこのプランの特徴です。
ハワイの風を肌で、そして全身で感じつつ青き空と海、そして庭の緑と原色世界を体験しながら挙げられるため、写真やDVD映像など、様々なものに思わず残したくなることは間違いありません。